誰にでもわかるエスペラント43 of EPA


誰にでもわかるエスペラントー英語との比較から その43ー
講師:矢野裕巳 YANO Hiromi
動画はこちら→誰にでもわかるエスペラント講座43

出口日出麿著『生きがいの探求』


自分で自分を公平にさばくようになりたいものだ。   
悪いことはお互いに隠し合うように、すてておけないと
思ったならば、好意をもって、こっそり、その人に注意してやるようにしたい。
自己の無能と不徳とを省みないで、いたずらに他を責めるべきではない。



Tre dezirinde estas, ke ni juste juĝu nin mem. Ni estu bonvolaj reciproke kaŝi malbonojn de alia. Nur en nepreterlasebla kazo ĝentile admonu la koncernaton rekte kaj sekrete. Ne riproĉu alian tro severe, preterlasante sian propran mankon de kapablo kaj virto. (伊藤栄蔵訳)


《解説》
最初の文は、Estas 副詞(ーe) ke S(主語)+ V(動詞) の構文で、dezirindeはdeziri (望む)という動詞にind- (〜すべき、〜する価値のある)という接尾辞を付けて「願わしい」、「望ましい」の意味になる。juste 公正に juĝu nin mem 我々自身を判断する bonvola 好意を持つ reciproke お互いに kaŝi 隠す、覆う malbonojn de alia (personoj) 他人の欠点を preterlasi (やり過ごす)+接尾辞のebl-(〜することが可能な)=preterlasebla やり過ごす事ができる これをneで否定して nepreterlasebla  ほっておけない kazo 場合 Nur en nepreterlasebla kazo ほっておけない場合においてのみĝentile 丁寧に admonu 言い聞かせなさい
koncernato 関係者、当事者 rekte kaj sekrete 直接、こっそりと 
Ne riproĉu alian 他人を非難してはいけない tro severe 厳しすぎる程 preterlasante 見逃してsian propran mankon 自分自身の欠点を kapablo kaj virto 能力と徳 



I wish we could learn to judge ourselves clearly. We should not point out the misdeeds of others, but once we decide that we cannot ignore them, we must give advice in private and only with the best intentions. Don’t unduly heap blame on others without considering your own inadequacy or lack of discretion.



《解説》
I wish we could 〜 仮定法過去(〜できればいいなあ)learn to 〜(〜できるようになる)judge ourselves clearly はっきりと自分自身を判断する should not 〜(〜すべきではない) point out 指摘する misdeeds of others 他人の悪事の数々 once S(主語)+V(動詞), いったん〜すれば decide that we cannot ignore them その事を無視出来ないと決めたら give advice 助言を与える in private 内密で only with the best intentions 最良の意図でのみ unduly 過度に heap 積み上げる blame on others 他人に対する非難 
without considering 〜を考慮しないで your own inadequacy 自分自身の不十分さ lack of discretion 分別の不足