誰にでもわかるエスペラント7 of EPA


誰にでもわかるエスペラントー英語との比較から その7 ー
講師:矢野裕巳 YANO Hiromi
動画はこちら→誰にでもわかるエスペラント講座7

出口日出麿著『生きがいの探求』

強いてはならぬ。 
強いられてはならぬ。
十人十色の心のままに思う存分すすましめよ。

☆先月のポイント
ne 〜(A)nek(B)
(A) もなく(B) もない
どちらも〜ない

Ne trudu ion al aliaj, nek lasu aliajn trudi al vi. Kiom da homoj,
tiom da koroj: lasu ke ĉiu strebu antaŭen laŭ sia bontrovo!
(伊藤栄蔵訳)

《解説》
trudi おしつける、しいる  
aliaj の後ろに personoj が省略 他人 
lasi ~ n ~ i 自分が他に~されるままになっている。 
kiom da homoj, tiom da koroj 人間の数だけ心がある=十人十色
lasu ke ~ ke 以下が名詞節でlasu の目的語 ke 以下のようにさせておく
ĉiu すべての人が
strebi 全力をつくす、邁進する antaŭen 前に 
bontrovo( 適当と思う)判断  laŭ sia bontrovo 自身の考えどうりに

☆先月のポイント
neither(A)nor(B)      
(A) もなく(B) もない
どちらも〜ない

We should neither compel nor be compelled. Let everyone be
as he is and go forward as he pleases.
(ウイリアム・ギルキー、田中雅道 共訳)

《解説》
compel ~するように強いる、無理に~させる 
as he is 人があるがままに      go forward 前に進む
please 自動詞で~したいと思う  
as he please 自分が望むように、したいと思うように
例文 Take as much as you please.
いくらでも好きなだけお取りください


出口日出麿著『生きがいの探求』

簡単に、外的活動からばかりでは信仰の確立、向上はできない。どうしても、たえず内的の争闘に打ち勝ってゆかねばならぬ。
この両方面は別々に考えるわけにはゆかないが、どちらかといえば、むしろ内的錬磨の方を主とする。すなわち、内主外従である。

☆今月のポイント
Kvankam 〜
〜(主語+動詞)だけども

Kvankam oni ne povas severe distingi la menciitajn du flankojn, nome
la eksteran agadon kaj la internan bataladon, oni devas prefere pli
gravigi la internan batalon, ol la eksteran : "interna ĉefo-ekstera sekvo."
(伊藤栄蔵訳)

《解説》
severe 厳しく、厳格に、厳重に  distingi 判別する、識別する  
mencii 言及する  menciitajn 言及された flanko 側面 
nome すなわち  ekstera agado 外側の行動  
interna 内側の  
batali 戦う、からado をつけて 
batalado 戦いの継続で、闘争、内的の争闘
prefere むしろ、出来る事なら  
gravi 重要である、からigi をつけてgravigi 重要化する、重要にする
interna batalo 内的な戦い 
eksteran の後にbatalon が省略 pli( A)ol (B) BよりもA
interna がĉefo 主でekstera がsekvo 従

《例文》
1. Kvankam li estas riĉa, li ne estas feliĉa.
  彼は、金持ちだが、幸せではないです。
2. Kvankam ĉio estas luma, mi vidas nenion.
  なにもかも明るいですが、なにも見えない。
3. Kvankam li estas lingvisto, li ne scias Esperanton.  
  彼は言語学者だけれでも、エスペラントを知りません。



☆今月のポイント
Although ( Though ) 〜
〜(主語+動詞)だけども

Though we cannot consider our internal and external aspects
separately, we must concentrate primarily on our inner growth.
Namely, we must subordinately our external nature to our inner
nature.( ウイリアム・ギルキー、田中雅道 共訳)

《解説》
consider 考察する、熟考する、みなす  
internal and external 内的、外的
aspect 側面 separately 別々に、個々に  
concentrate on 集中する 
primarily 主として  inner growth 内的成長  namely すなわち
subordinately (A) to (B) A をB より軽視する。A をB に従属させる
nature 性質、特質

《例文》
1. Although he did not speak, I felt a certain warmth in his
manner .
 彼はしゃべらなかったがその態度にはどことなく温かさが感じられた。
2. I like him although I do not trust him.
 私は彼が好きだが信用しない。
3. Though it was very cold, he went out without an overcoat.
 とても寒かったけれでも彼はオーバーなして外出した。