誰にでもわかるエスペラント11 of EPA


誰にでもわかるエスペラントー英語との比較から その11 ー
講師:矢野裕巳 YANO Hiromi
動画はこちら→誰にでもわかるエスペラント講座11

出口日出麿著『生きがいの探求』

ある人はいう。「自己が愛している者のため、あるいは、愛されたいと思う者のために働くことほど満足はない」と。
そうであろう。またいう、「心から、自己の成功をよろこんでくれる者を持たず、また、喜ばしたいと思う者を持たないことほど、寂しく、たよりないことはない。こうした張り合いのない、気のぬけたような生を送っている自分を了解してください」と。私は、よく、その人の気持ちがわかる。

Unu diras, ke nenio estas pli kontentiga, ol labori por la persono,
kiun oni amas, aŭ de kiu oni deziras esti amata.
Li ankaŭ konfesas : "Estas ne tolereble mizere ne havi personon,
kiu ĝojas mian sukceson, nek personon, kiun mi deziras ĝojigi.
Bonvolu kompati min, kiu trenas tian palan vivon. " Mi povas
vere simpatii ilin.
(伊藤栄蔵訳)

《解説》
ol 以下ほど、kontentiga (満足さす)ものは nenio (何もない)
つまり、ol 以下が結果として最も人を満足させる事だ。
kiu 以下のpersonon( 人を) ne havi( 持たない事)
tolereble mizere  我慢できる程にみじめで  sukceso 成功 
personon, kiun mi deziras ĝojigi. 私が ĝojigi( 喜ばす)ことを
deziri ( のぞむ) 人→喜ばせたい人   
kompati  あわれむ、同情する 
treni 引っ張って行く、のろのろ進む
pala( 顔色)の青白い、活気や生彩のない  
simpatii 共感、共鳴する


Someone once said, " Nothing is so satisfying as to toil for
someone we love, or for someone by whom we are loved. "
That may be. This person also said, "Nothing makes me feel
lonelier and more helpless than to have no one to appreciate my success or no one who delights in me"
I well understand what this person was feeling in his heart.
(ウイリアム・ギルキー、田中雅道 共訳)

《解説》
nothing so (A) as to( B) (B) するほど(A) になるものは何もない
→(B)することが最も(A)である。
toil for( A) (A)のために骨折って働く 
that may be そうかもしれない  
than 以下ほど makes me feel lonelier and more helpless
(私をより寂しく、より無力な気持ちに感じさせる)にさせるものは
nothing 何もない → than 以下の事(私の成功を評価し、喜
んでくれる人がいない)が最も私を寂しくし、無力な気持ちに
させる。 
appreciate  真価を認める 
delight in 大喜びする  
well understand よく理解する