誰にでもわかるエスペラント12 of EPA


誰にでもわかるエスペラントー英語との比較から その12 ー
講師:矢野裕巳 YANO Hiromi
動画はこちら→誰にでもわかるエスペラント講座12

出口日出麿著『生きがいの探求』

人間と言うのは実に勝手なもので、病気のときは、「病気ぐらい悪いものはない、病気さえなおったら、どんな仕事でも不平を言わず働こう。達者になったら、これに超したことはない」と決心していながら、いざ達者になると、もう前のことはすっかり忘れてしまって、何かにつけて不平不満ばかりいっているのである。
われわれは壮健であり、仕事をしていることほど、この世に幸福はないのである。

La homo estas tre kaprica estaĵo.
Kiam li malsanas, li forte sopiras la sanon,
abomenante la malsanon, kaj decidas en la koro ke li
volonte laboros por ia ajn tasko se resaniĝos.
Kiam li resaniĝas,
li tute forgesas la kordecidon kaj ĉiam plendas, grumblas.
Ne estas pli granda feliĉo, ol labori en bona sano.
(伊藤栄蔵訳)

《解説》
kaprica 気まぐれな、移り気の、わがままな、 
estaĵo 存在物、生き物  malsani = esti malsana 病気である状態
病気になる、不健全になる(malsaniĝi)  forte 強く  
sopiri 恋しがる、切望する、あこがれる   sano 健康
abomeni ひどく嫌う malsano 病気 decidi きめる、決定する
volonte 快く、よろこんで、進んで  ia ajn tasko どんな仕事
resaniĝi 病気がなおる、健康を回復する 
tute forgesi まったく忘れる kordecido (koro とdecido を組み合
わせて) 自分で決めた事柄 plendi = grumbli 不平をこぼす 
granda ( 大きな) feliĉo 幸せ ne estas 存在しない 
pli ~ ol・・・ ・・・よりも~ 
labori en bona sana よい健康状態の中で働く事


How self-centered people are !
When they get ill, they think that illness is
worse than anything else and that if they get well,
they will work at any job without complaining.
Such resolutions are short-lived.
Once such people get their health back,
they go on grumbling about a host of other things,
forgetting what they have just been through.
There is no happiness like
being healthy and hard at work.
(ウイリアム・ギルキー、田中雅道 共訳)

《解説》
self-centerd 自己中心の、利己的な get ill 病気になる 
worse than anything else 他の何よりも悪い 
get well 健康になる work at any job どんな仕事にも取り組む
complain 不平を言う resolutions 決心した事柄 
short-lived 一時的な、はかない 
once ( 接続詞) ひとたび、いったん〜すると 
get their health back 自分たちの健康がもどれば 
go on 〜ing 〜し続ける grumble ぶつ不平を言う 
a host of 〜 多数の、多くの forget 忘れる
what they have just been through  たった今までの事
like 〜のような(前置詞で後で名詞がくる)
    healthy
being/
   \hard at work
hard at work は、せっせと仕事にとりくむ